九州1日目2012/07/15 23:00

午前6:00少し前、車掌のアナウンスがありました。本来であればこの時刻にはすでに発車をしているはずの姫路駅にまもなく到着するとのこと。およそ35分遅れです。
 原因は前を走っていた列車にトラブルがあったことに加え、サンライズも踏み切りの直前横断があり、急停止したためだという。そうか、あの急ブレーキはそのためだったのか。

 サンライズからの乗り継ぎ予定は、岡山発7:04発のひかり441号。この列車は500系新幹線で、全車自由席なのです。6号車は2&2シートですが普段は指定席料金を払わなければいけないところが、自由席券でOKなのです。そしてこの列車の終点広島で後から来る九州新幹線さくら541に乗り換える予定でした。
 しかし、姫路で35分遅れだったのが岡山では45分遅れにまで拡大。6:27到着予定が7:15に到着。さくら441はサンライズの接続を取ってくれたので、以前の岡山ダッシュを参考に乗り換えです。

 他の乗客の乗り換えを待ち、結局、さくらは4分遅れの7:20に岡山を発車し、途中、福山、広島まで遅れを回復し、目的地の小倉ではほぼ時刻どおりに到着しました。500系には乗れなかったものの、予定行程に戻りました。
さくら号
ただ岡山で取る予定だった朝食が食べられなかったので、小倉の立ち食いうどんで朝食です。(丸天うどん)

九州1日目。目的地は九州鉄道博物館と門司港レトロです。
小倉から門司港まで数分の移動ですので、10時前には門司港到着。
心配していた天気は、雲も多いながらも、強い日差しが照りつけます。
門司港駅

早速九州鉄道博物館見学。
博物館車両

ちょうどNゲージの運転時刻だったのでそこから見学。いさぶろう・しんぺいの大畑スイッチバック・ループに感激しました。
Nゲージ

運転シミュレーターはガキンちょたちに任せ、2階の展示スペースへ。そこでNゲージを上から覗き込める窓を発見。それもちょうど大畑ループの真上です。これは次の11;00運転を上から見なくちゃと誓いつつ、SLの特別展示を見たりします。

一通り見学を終えましたが、Nゲージの動く11:00まで時間をつぶし、誓いどおりいさぶろうを上から見ました。
上から

11:30.次は、トロッコ潮風号。ただ往復するのは面白くない。そんな観光客の心理をうまく捕らえた、関門海峡一周のクローバー切符900円を購入。

まずはトロッコ列車のしおかぜ号からです。
潮風号

 海の日の前日ということもあり、イベントが。
ぶんぶん丸という吉本のお笑い芸人がマイクパフォーマンスです。(マイクのないアテンダントさんとの会話はちんぷんかんぷんだし、事前に準備をしていないみたいで、ぜんぜん面白くなかった。)
ぶんぶん丸

三井駅からはゆるキャラと、観光トロッコの競争です。
ゆるきゃら競争

ゆるキャラは10m程度のリレー形式ですが、”うんちょん”のように走るのには不向きなフォルムが多く、トロッコの圧勝と思いきや、キャラのアンカーは、ぜんぜんゆるくないアースマンが疾走し、キャラ軍団の勝利となりました。

その後、トンネル内ではトロッコの天井内にブラックライトを当てた光のアトラクションがあり、飽きない5分間の旅となりました。
トロッコ天井

布刈駅からは絶景バスと名づけられた周遊バスです。4つのバス停をぐるりと回り、途中の展望台で10分間の休憩がります。(展望台から関門大橋を望む)
関門橋

しかし、起点の布刈の次のバス停が関門海峡を徒歩で渡る入り口なのです。
入り口で降りてしまうと、展望台へ行くことができないので、結局1周した後、1バス停分歩く羽目になりました。

とはいうものの、公園内のEF301(関門海峡専用の機関車、海水でさびないようにステンレス製)を見ることができたし、海峡沿いの遊歩道を歩けば、大型貨物船が強烈な潮の流れに流れるように航行する迫力ある姿を見ることができ、これはこれで結果オーライ。
EF301


関門海峡入り口からはエレベーターに乗って海底歩道へ。
外は蒸し暑いが、歩道は湿度高めながら気温は低いです。
まーっすぐな歩道で、適度なアップダウンがるためか、ランニングコースになっている模様。自分は走る気などなく、約15分間もくもくと歩きます。
関門海底歩道

本州側は壇ノ浦。バスでフェリーへと向かいます。
関門フェリーは、結構な高速船。屋上に乗り風を感じました。この疾風が気持ちいい。
トロッコ潮風往復でなく、関門海峡1周にして正解だったと感じた瞬間でした。
関門高速船

 門司港着時刻は13時。お昼は焼きカレーです。パンフレットには20軒くらいのお店が紹介されていましたが、、、
どこも1,000円前後で、カレーの割りに結構高い(ゲレンデ価格)。
どうせ高いならと、1,280円の焼き鍋焼きカレーのある「海峡ダイニング」へ。

まぁ、おいしいといえばおいしいが、チーズと半熟卵がカレーのスパイシーさを丸ごとまろやかにしてしまっています。これなら自分でも作れそう。
門司港焼きカレー

食後は門司港レトロ展望室タワーへ。
門司港レトロ展望室

周囲の山より低いものの見晴らしはいい。でも300円というお値段には合わないかな。
門司港俯瞰

 周辺の古い建物(税関など)を見学し、小倉駅に戻ります。

 今朝、500系にも乗れなかったし、肥薩線あそぼーいも、久大本線ゆふいんの森も運休中だそう。そこで、ここからはいろいろな列車に乗る旅をあきらめ、未乗車区間制覇の旅に変更。


まずは、小倉モノレールの完乗を目指します。
そこにいたモノレールのデザインは銀河鉄道999。
小倉の駅ビルのどてっ腹から出てくるモノレールはまさに999のような近未来的風景です。
小倉の999
しかし、発車してしまえば、都市モノレールなので見所は少なめ。ただ往復するだけとなりました。


小倉から博多までのぞみで移動。今回の新幹線乗車区間の中では、抜群の速度感でした。


博多でホテルにチェックイン。さすが九州、日没時刻が遅いので夜遊びです。

夜遊びとは、地下鉄の未乗車区間制覇。
一日乗車券500円でしたので空港往復だけでもとが取れました。


空港で夕食。
とんこつラーメン


そして展望デッキ。展望デッキは屋内の上、滑走路の端の方で迫力に欠けました。
福岡空港展望デッキ


次は博多天神へ。七隈線に乗り換えるのに天神南駅まで延々と歩く。歩く。歩く。帰りは歩きたくない。
七隈線

橋本まで完乗。姪浜までバスがあるが、日も暮れていて時刻が合わず、元きた道のりを単純に引き返す。

再び天神を歩く、歩く、歩く。今日はもう歩きたくない。

姪浜まで往復し、箱崎線へ。ここも完乗し、福岡市営地下鉄全制覇。
福岡市交

1日目終了。

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