ないのうの「ちボラ」ブログ

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中央線高円寺駅で、ホームから転落した女性を、線路に飛び降りて救出したニュースは、記憶に新しいところですが、一昨日に起きた同じようなニュースを見つけました。

港区の東京メトロ銀座線表参道駅で４日、線路上に転落した男性（７１）を救助したなどとして、東京消防庁は５日、石原プロモーション所属の俳優、池田努さん（３１）ら３人に感謝状を贈ることを明らかにした。

　同庁などによると、池田さんは４日午後９時１０分ごろ、男性が線路に転落しているのを発見。会社員の秋山佳範さん（２３）とともに線路に飛び降り、男性をホームに引き上げた。近くにいた医師が応急処置を施して救急隊に引き継いだ。男性は頭を負傷したが命に別条はない。東京メトロによると、当時、渋谷行きの電車が同駅の約４２０メートル手前まで接近し、約１分後に到着予定だったが、転落に気付いた乗客が非常停止ボタンを押して緊急停止した。

この石原軍団の俳優さんも、会社員の方も知らないのでしょう。銀座線の線路がいかに危険ということが。
中央線などのＪＲは、上空の架線から電気を取り入れていますが、東京の地下鉄のうち銀座線と丸の内線は第三軌条と呼ばれるレールから電気を取り込んでいます。
この第三軌条は線路の真横にあり、６００Ｖの電圧がかかっています。

触れば感電。死ねます。
（「死にます」ではありません。感電（地絡）した瞬間、保護装置が働いて電撃火傷で済む場合もあります）

多分線路に飛び込んだお二方は、この存在を知らないのでしょう。

二次被害が起きてからでは遅いんです。
何度も言います。
ホームから転落したのを目撃したら、緊急停止スイッチを押す。もしくは押してもらうように大声で叫ぶ。

新大久保駅で命を落とした韓国人青年の死を無駄にしないでください。