小児がん解析が始まりました2009/03/16 22:42

作 五百川 森仁君 「ライオン」 絵を書いた年齢5歳 享年6歳・急性リンパ性白血病

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WCGの動作状況を確認していたら”Help Fight Childhood Cancer”というワークユニットが落ちていました。
WCGのページで確認したところ、小児がん解析が始まったようです。

日本の千葉大学と千葉県がんセンター研究所の共同プロジェクトだそうです。
今回のプロジェクトでは、長く神経芽腫の遺伝子研究を進めてきた千葉県がんセンター研究局長の中川原章博士が率いる研究チームが、WCGが提供する膨大なコンピューター処理能力を活用し、神経芽腫の新しい治療薬の開発を目指します。具体的には、がん細胞の増殖を助けるたんぱく質分子であるTrkB受容体、ALK受容体とその下流シグナル分子SCxxの3つに対し、その機能を阻害できるような正しい構造と化学的な性質を持つ新しい候補薬剤を、約300万個の低分子化合物との組み合わせをシミュレーションすることで見つけ出します。
私がWCGをはじめたきっかけは、白血病解析のUnitedDeviceが終了したから。
WCGに移行してからしばらくは、コレ!というプロジェクトがありませんでしたが、父の病気のこともあり、がん解析1本に専念してきました。
今度のは血液疾患の解析ではなく「神経芽腫」ですが、小児がんということもあり、また、日本のプロジェクトなので参加しようと思います。

追記
プロジェクトの広報のため、画像はプロジェクトのホームページから勝手にお借りしました。
なので、コレをご覧になった方は、是非ご参加をお願いいたします。