鶴見線・南武支線開業80周年パス2010/11/03 23:46

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文化の日。晴れの特異日だそうで、今日も例年のとおり快晴。
おでかけ日和です。
前々から気になっていたJRのフリーきっぷ。「鶴見線・南武支線開業80周年パス」を使って乗り鉄に行ってきました。

まずは、川崎駅の券売機でこのパスを購入。
(Suica券売機では買えず、自動指定券発売機で購入。Suicaのチャージは使えないので、クレジットカード決済)

でも、JRに乗らずに京急川崎駅へ向かいます。

そう、このきっぷ、JRだけでなく京急と臨港バスの一部も乗り降り自由なのです。

まずはじめの、ぶらり途中下車は、川崎大師。

初詣で有名なこのお大師様も、きょうは七五三で大賑わい。

猿回しも出ていて、一気に旅気分です。

ひととおり乗り潰すために、終点小島新田へ。
連続立体交差(地下化)工事のために、仮駅舎でした。

折り返しの列車には乗らず、産業道路駅まで歩きます。
こりらも工事中。

京急川崎乗り換えで、京急鶴見へ。
ここから鶴見線の旅が始まりますが、工場地帯を走るこの路線は土日祝日は列車本数が少ないです。
(きっぷの案内にも注意書きが書かれています)
このときも、次の列車まで30分近くあったので、国道駅へ歩いていきました。

ガード下にある国道駅の改札。
レトロな感じでしばしばメディアも取り上げられます。

線路にも雑草が生えていて、ローカル線的な雰囲気です。


でも、来た電車は205系。最近の電車です。ヘッドマークがついていました。

とりあえず、その電車の終点の海芝浦駅へ。
この駅、降りられない駅として有名です。
(駅自体が東芝の工場の敷地にあり、関係者以外は改札を出られない)

改札を出られないにもかかわらず、自分の乗った列車には、ざっと80人ほどの乗客が。
鉄、多し!
写真を撮っていたら、工場を撮らないで下さいと守衛さんに注意されてしました。

折り返しの数分間、併設されている東芝の公園から運河を眺めます。


折り返しの列車で浅野駅へ行き、扇町行きに乗り換え。

乗り潰しのために、安善から大川支線にも行きたかったのですが、一日3往復というダイヤの薄さに断念。
扇町駅へ行く途中、雰囲気のいい昭和駅を通過するも、次の列車が2時間後ということで、こちらの途中下車も断念。

扇町駅では、わらわらと集まる猫を愛でて折り返しの列車に乗り込みます。

2駅ほど戻り、浜川崎で南武支線に乗り換え。

尻手から川崎に出たのですが、まだ日が高かったので、フリーきっぷを使い倒すために臨港バスに乗車。


三井埠頭行きが、先ほど途中下車を諦めた昭和駅付近を通るらしいので、それに乗り込みます。
鶴見線はダイヤが薄いのに、バスは日曜でも10分ヘッドで運行中。
こちらのほうが便利だね。


昭和電線前バス停から徒歩で、昭和駅へ。
木製の駅舎で、まさに昭和のたたずまい。

周囲には、「工場萌え」(扇橋より撮影)とか、

道路を横断する踏み切りらしからぬ踏切とか、


十分堪能して、先ほどの扇町行きの2時間後の列車に乗って帰ってきました。